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愛猫の口の中は問題ないですか?

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2018.09.21

口臭やよだれが多くなったり、血が混じったりしてませんか。

猫の口内炎は、ウイルスや歯垢中の細菌、

体質などが関与しているとされる病気です。

発症年齢は6か月齢など若齢期からみられることもあります。

口の奥の方(扁桃部)や舌の周囲、歯肉が赤くただれたりします。

しかし、痛みがある場合はなかなか口の中をみさせてくれません。

治療は内科療法から開始しますが、

現在最も治癒効果の得られる方法は、全ての臼歯を抜歯(全臼歯抜歯)すること、

あるいは全ての歯を抜歯(全顎抜歯)することとされます。

今回は、重度の口内炎に対して、

全顎抜歯が功を奏した猫ちゃんについてを報告します。

日本猫、10歳齢の雄です。

上顎の歯の周囲が赤くただれています。

下顎犬歯周囲がただれており、

扁桃や舌にも重度炎症がありました。

上顎、抜歯手術後所見です。

犬歯と臼歯の粘膜は吸収糸で縫いますが、

抜糸は必要ありません。

術後翌日より採食可能であり、退院しました。

その後は、1週間毎の通院と抗生剤、

サプリメントの内服を行いました。

しかし舌表面と歯肉の炎症は続きました。

術後7カ月経過時の写真です。

舌表面と口峡粘膜に赤みがみられますが、

よだれと疼痛は見られなくなり、

口の周りがきれいなのが分かります。

現在は、口内炎に対する内科療法は行っていません。

 

全部の歯を抜く全顎抜歯は、

飼い主様と猫ちゃんにおいて負担となる方法と思われますが、

最大に痛みを軽減できる治療法と考えています。