
ブログ - 皮膚病Blog
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アレルギー対応の食事
今日ご紹介するのは『オールスキンバリア』 痒みが出やすいわんちゃんはとても多く、中でもアトピー性皮膚炎のこが多いのですが、中にはアトピー性皮膚炎と食物アレルギーの両方がある子もいます。アトピー性皮膚炎は外界からのアレルゲンが体内になるべく入らないように、食事で皮膚を強くする必要がありますが、食物アレルギーがあるとさらにアレルゲンになりやすい食物が入っていない食事にする必要があります。両方を兼ね備える食事ってなかなかないので、試してみる価値はあると思います!みんなよく食べてくれますが、お高いです。
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腸内細菌どれにする?
乳酸菌、市販でも色々な種類が売られていて、どれが我が子に合っているのか悩むのではないでしょうか。当院では、お腹が弱いこにはサイボミックスを、皮膚が弱いこにはファイナルアンサーをおすすめしています。サイボミックスは生きた乳酸菌も多く、種類、菌数ともに他のものより圧倒的に多いため。またファイナルアンサーは皮膚病に特化した乳酸菌が選ばれているため。いずれも小型犬や猫だと1日100円前後と続けやすいことが理由です。ちなみに歯周病にはプロバイオサイエンスをおすすめしています。腸内は最大の免疫器官と呼ばれているので、気になる方はぜひ試して見て下さい。
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皮膚炎の基本は悪化させないこと
痒みのでやすい季節ですね。 皮膚炎はほっておくと痒みをコントロールするのが、難しくなってどんどん悪化していきます。 なので、治療は悪くなる前にはじめることが大切です。 病院のシャンプーだけできれいな皮膚をキープできる場合もありますし、それでもこの時期に痒みが出るなら、サイトポイント注射を月に1回注射することをおすすめしています。 サイトポイント注射はステロイドなどとは違い、痒みにだけピンポイントで効くので、副作用も少なく皮膚炎が悪化する前のアトピー性皮膚炎にはとても効果的です。 気になる方はお声かけください。
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病院でシャンプー
当院では皮膚炎があるこに限って病院でシャンプーをさせてもらっています。 皮膚炎に合ったシャンプーや保湿剤を使って定期的にケアしてあげることで、毎日飲んでいたお薬を減らしたり、切ったり出来る場合もあります。 アトピー性皮膚炎などで、痒みがひどい時はお薬や注射のケアが必須ですが、皮膚炎が落ち着いてきたら乳酸菌やシャンプー、保湿剤などを駆使してなるべく身体に負担のない方法を一緒に探っていきましょう!