症例Cases treated
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当院で使用している歯科検査表
猫の歯周病犬の歯周病近年では、歯周病予防あるいは早期からの歯周病治療を希望する飼い主様が増えています。歯周病がどの程度進行しているのかを、飼い主様にしっかりと説明するために、歯科検査表は欠かせません。当院では麻酔下での歯科処置後、歯科検査表を飼い主様へお渡しし、情報共有に努めています。 歯周ポケットの深さは、プローブという器具で測定しますが、当院では、1根歯は4点、2根歯と3根歯は6点で計測します。正常な歯周ポケットの深さは小型犬では2㎜までです。
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3歳のジャックラッセルテリア 歯肉炎
犬の歯周病3歳のジャックラッセルテリアが、1ヵ月ほど前からおもちゃを噛んでいると歯茎から出血し、口臭が気になるとの主訴で来院しました。歯肉炎を広範囲に認め、またAdplit(歯周病菌検査キット)での判定は4で陽性となり、歯周病が疑われました。口腔内レントゲン検査では、歯槽骨の破壊は起きておらず、歯周病治療(スケーリング、ルートプレーニング、ポリッシング)を行いました。
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犬の歯周病治療後 歯磨きで良好を維持
犬の歯周病7歳のミニチュアダックスフンドが、口臭と歯石を認め来院しました。全身麻酔下で検査を行ったところ、重度歯周病を認めたため、抜歯と歯周組織再生治療を行いました。その後、デンタルジェルと歯ブラシで、歯のブラッシングを毎日継続してもらいました。
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口鼻瘻管を起こした高齢犬
犬の歯周病他院で右側犬歯を抜歯した後、歯肉に穴が開いた状態が続いている。くしゃみと鼻汁が増え、苦しそうな時があるとの主訴で来院しました。歯肉の穴から食べ物が鼻腔に入り、慢性鼻炎を起こしていました。また左側の犬歯も重度歯周病となり、鼻炎の原因となっていました(口鼻瘻管)。
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