症例Cases treated
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当院で使用している歯科検査表
猫の歯周病犬の歯周病近年では、歯周病予防あるいは早期からの歯周病治療を希望する飼い主様が増えています。歯周病がどの程度進行しているのかを、飼い主様にしっかりと説明するために、歯科検査表は欠かせません。当院では麻酔下での歯科処置後、歯科検査表を飼い主様へお渡しし、情報共有に努めています。 歯周ポケットの深さは、プローブという器具で測定しますが、当院では、1根歯は4点、2根歯と3根歯は6点で計測します。正常な歯周ポケットの深さは小型犬では2㎜までです。
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猫の歯周病 全顎抜歯 スコティッシュフォールド
猫の歯周病5歳のスコティッシュフォールドが、口臭と口の痛みを認めて来院しました。臼歯部の歯肉炎を重度に認めました。歯周病と診断し、まず全臼歯抜歯を行いました。しかしその後、犬歯の歯周病も進行し、1年後に犬歯を抜歯したところ、痛みは消失し、機嫌良く過ごせるようになりました。
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猫の歯肉口内炎 全臼歯抜歯治療
猫の歯周病13歳の猫が、口の痛みと食欲不振を主訴に来院しました。血液検査より、慢性腎臓病(ステージ2 cre2.28mg/dl)を認めました。口の痛みから内服投与が難しく、腎臓病に対する治療が十分にできませんでしたが、慎重な全身麻酔下で全臼歯抜歯治療を行いました。
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猫の口鼻瘻管
猫の歯周病1年ほど前から口臭増加、くしゃみと鼻汁が続いていることを主訴に来院しました。両犬歯が伸びており、歯周病による口鼻瘻管が疑われました。両犬歯抜歯後は、くしゃみと鼻汁は落ち着きました。
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