症例Cases treated
犬の破折 歯内治療・抜髄根管治療
2歳のスピッツが、奥歯が欠けているとの主訴で来院しました。普段から硬い物を噛んでいるとのことでした。上顎左側第4前臼歯の歯冠部は、エナメル質が無くなり歯髄が露出していました(露髄)。まだ若齢であることから、歯を温存する治療(歯内治療・抜髄根管治療)を行うこととなりました。
治療前
治療後
基本情報
- 動物種
- 犬
- 品種
- スピッツ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 2歳
抜髄根管治療は、MTAシーラーを用いたシングルポイント法を用いました。 処置後8か月目の口腔内レントゲン検査でも、明らかな異常は認めませんでした。