症例Cases treated
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若年性歯周炎を認めた猫
猫の歯周病1才の若い猫が、口の痛みと食欲不振で来院しました。 症状とレントゲン検査より、若年性歯周炎と診断されました。内科的治療で改善を認めなかったことから、臼歯を全部抜歯(全臼歯抜歯)し、粘膜縫合しました。さらに、2か月後には犬歯と切歯を抜歯(全顎抜歯)したところ、歯肉炎による疼痛は消失しました。猫の若年性歯周炎は、抜歯治療が有効です。
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眼の下が腫れた高齢犬 眼窩下膿瘍
犬の歯周病飼い主さんが、眼の下の腫れに気づき、来院されました。口腔内レントゲン写真より、歯根膿瘍を認めたため、抜歯と歯肉粘膜縫合を行いました。抜歯後に粘膜縫合を行うことで、痛みが減り、早期の治癒が期待できます。高齢のワンちゃんでしたが、翌日よりご飯を食べてくれました。
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定期的な麻酔下での歯科処置 歯周病のリスク
犬の歯周病幼少期から定期歯科検診に通ってくれているワンちゃんです。Adplit検査(歯周病原因菌酵素活性測定キット)が高値になってきたため、歯周病のリスクが高いと判断しました。定期的な麻酔下での歯科処置をすすめ、2歳時と3歳時に全身麻酔下で歯周病治療(スケーリングとルートプレーニング処置)を行っています。 歯磨きを頑張っていても歯周病になりやすい場合、定期的な麻酔下での歯科処置を行うことで、健康な歯を維持することが出来ます。
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猫の重度歯周病 抜歯
猫の歯周病3カ月前からの口の痛みと食欲減退で来院しました。 重度歯周病を認め、臼歯を抜歯後に歯肉粘膜の縫合を行いました。 その後は口の痛みはなくなりました。猫にも歯周病があり、歯のブラッシングなどのデンタルケアで予防します。
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